1997-02-01から1ヶ月間の記事一覧

池田大作が出てこない

*1 池田大作が国会に出てこないというのは、はて、一体どういう理由からなんだろう。 わかったようで実はよくわからない。選挙をにらんだ創価学会潰しだからとか何とか、理屈は確かにいくつもつけられているけれども、今や「宗教法人ってのはロクに税金も払…

オシッコで命拾い

「オシッコで命拾い」という、ちとけったいなニュースがありました。詳細は不明だけれども、故障で車輪が出なくなった油圧装置に乗員がオシッコを入れて応急処置をしたということらしい。飛行中の機内からそんな処置ができて「乗員3人無事着陸」というのだ…

腫れもの扱い、北朝鮮

北朝鮮が亡命騒ぎで大変なことになっちまってます。 「かつてのソ連からマルクスが亡命したようなもの」なんてうまいこと言う向きもあるけれども、何にせよあの黄さんという書記は北朝鮮でそれくらいとんでもなく高い地位にある人ということらしい。 一方で…

つの丸『みどりのマキバオー』の断然

*1 えー、まいど、民俗学者の大月です。 このたび新しくこの『ビッグゴールド』のお座敷にお呼びがかかりました。一部では「日本一性格の悪い学者」「学者の皮をかぶったゴロツキ」、あるいは「本多勝一から中島みゆきまで、あとさき考えず噛みつく狂犬ライ…

ビッグゴールド

「たまごっち」騒動

コンピューター(パソコン)と英語とがこれから先、新しいリテラシー(読み書きの能力)として「国民」を選別するものさしになってゆき、同時にこれまで経験したことのない陰微な「差別」意識を生む母胎になる、としつこく言い続けている小生であります。 こ…

書評・Y・ラズ/森泉弘治・訳『ヤクザの文化人類学』(岩波書店)

ヤクザの文化人類学: ウラから見た日本 (岩波現代文庫)作者:ヤコブ ラズ岩波書店Amazon 今から十年ばかり前、こちとらがまだ三流大学院生だった頃、イスラエルからやってきた文化人類学者だというひょろっと背の高いガイジンに紹介された。どこかのスパイか…

東京新聞

NHK女子アナの謎

女優になりたい、というのはわかる。歌手になりたい、というのも理解できる。ミュージシャンになりたい、というのも今どき自然だ。だが、アナウンサーになりたい、という感覚はまずもってわからない。とりわけ、今どきの女子学生などで「キャスター志望」と…

活字の本領、この状況でなお――稲垣尚友『密林の中の書斎』(梟社) 永瀬唯『肉体のユートピア』(青弓社) 安原顕『ふざけんな人生』(ジャパンミックス) 『日曜研究家』

紙の上に刷り込まれた活字によりかかりこの世のご正道から足踏み外す病いがある。その一方で、おのれの体験だけを後生大事になで回し続けてうっかり歳を食ってしまう無残もある。とかく知性ってやつはめんどくさい。 ただ、いずれそのような活字を切実に読み…