2007-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「癒し」と「共生」のファシズム

とある地方紙の記者とメシ食いながら話していたら、こんなことを言うてました。 「朝日新聞が偏向しまくっててひどいなんてのはもう当たり前だし、ブロック紙でも北海道新聞や東京、中日なんてのは朝日以上にメチャクチャってのも地元以外にも知られ始めてる…

女性は「産む機械」発言余波

「女性は「産む機械」」発言で、柳沢厚生大臣が四面楚歌、立ち往生であります。 政治家の発言としてちと不用意だった、それは確かですが、しかし、相も変わらず前後の脈絡すっとばして片言隻句を揚げ足取りして騒ぎ立てるメディアの手癖も恥知らず丸出し。ま…

とにかく場外をつくろう

馬券が売れなければ競馬は成り立ちません。いまさら改めて言うまでもない、当たり前のことです。ですが、その当たり前のことを、少なくとも地方競馬に関しては、現場の厩舎関係者はもちろん、肝心かなめの主催者さえもがこの期に及んでまだ、あまり身にしみ…

そのまんま東、の本領

そのまんま東、あっさり宮崎県知事になっちまいました。 メディアは選挙戦開始当初、どうせ苦戦だろ、という調子でしたが、途中から彼が案外善戦しているのを見て風向きを変え、終盤では好意的な論調になっていました。ああ、こりゃ案外通っちまうかも、と思…

ゐなか、の、じけん、再び――幡ヶ谷 妹バラバラ殺人事件

――現代の個人はめいめい勝手次第の、生存を巧んで居るつもりで居るか知らぬが、流行や感染以上に昔からの隠れた力に、実はまだ斯うして折々は引回されて居るのである。 柳田國男「妹の力」 ――あたし男だったらよかったわ/力ずくで男のおもうままにならずに…

朝日新聞支局長(年収1900万円)

すげえなあ、勝ち組丸出しだよなあ、年収1900万円。さすが、ジャーナリズム宣言、だなあ。 サラリーマンの平均年収が確か、500万円台半ば。統計だから割り引くにしても、ざっと人並みの三倍以上稼いでいて、それでも都内に買ったマンションは他人に貸…

マスコミの終わり、の始まり

インターネットが普及してこのかた変わったこと、というのは、わざわざ口にせずともあまたある。 いわゆるマスコミ、正規の稼業として報道を、真正面から事件やできごとを伝える仕事をやってきた側が一番割りを食っている。まず、そのことは間違いない。敢え…

熟成続けるオーマイニュース

最後の最後まできっちり笑わせてくれます。こちとら野次馬……あ、いや、「良き観客」の期待を絶対に裏切らない。たいしたもんです、オーマイニュース。 ネットジャーナリズム(笑)の模範を示す市民メディア、というつかみをカマして登場、昨年秋の創刊以来、…

外厩のはなし

「外厩」という耳慣れない言葉に、ここ何年か、触れる機会が増えていることと思います。 新聞や雑誌などでおおっぴらに言われるようになったのは、あのコスモバルクが活躍するようになった頃からでしょうか。地方競馬のホッカイドウ競馬所属のまま、認定競走…

もっともっと騎手の交流を

年が明けました。今年は懸案の競馬法改正を控えて、ニッポン競馬の次なる半世紀を見通すべき正念場。表のメディア、日々開催を追いかけるのに忙しい競馬ジャーナリズムの眼の届かない現場を重点的に、歩く速度と身の丈の眼の高さでできる限り書きとめ続けた…

馬事通信 競馬虚空像

ニッポン=アダルトチルドレン説

有事の際、アメリカが本当に日本を守ってくれるかどうかわからんぞ、と言う人がいます。アメリカが遠いアジアの島国のために血を流してくれるもんか、あてにして尻尾振ってるとひどい目にあうぞ、そんなお人好しじゃ結局またアメリカや中国など大国の思惑に…