2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

「馬政」の必要を説く

「馬政」が必要です。何よりもいま、「馬政」が求められています。 かつては確かにあった、なのに今はもうそんなもの言いさえも忘れられてしまっているようなもの言いですが、だったらいま、ニッポン競馬をめぐる状況がこういう時代だからこそ、もう一度ちゃ…

競馬と北海道

●競馬から日本が見える 今日は、競馬の話をします。北海道と競馬、特に地元に密着した地方競馬のあり方について、少し理解を深めてもらおうと思っています。 と言っても、あなたがたいまどきの若い人たちは、競馬そのものをもうあまり楽しまなくなっているん…

良心的五輪拒否論

かつて、良心的徴兵拒否というのがあった。わが国ではない、海の向こうのメリケンでのこと。ベトナム戦の泥沼にやられることを拒む理由として、そのようなものが一応認められていた由。醤油の一気呑みくらいしか知恵の出なかったわれら極東亜細亜の島国原住…

「観光」と〈おはなし〉の間――「五寸釘の寅吉」をめぐって

*1 *2 ● 五寸釘の寅吉、の譚である。 「五寸釘の寅吉」、本名西川寅吉。明治時代の犯罪者で、何度も脱獄を繰り返したことで知られる。特に北海道の樺戸や空知の集治監から数度にわたって脱獄したことで、「有名」になった。単に全国的にメディアを介して知ら…

札幌国際大学北海道地域・観光研究センター年報

文化としての「教員」

● センセイがヘンである。 そんなもの、昔からヘンなものと相場は決まっているけれども、昨今とりたてて言わねばならなくなっているのは特に、学校のセンセイのヘンさ、である。このところ新聞や雑誌、ワイドショーを賑わすセンセイ方というと、ロリコン、変…

シナから学ぶ恥知らず

シナがえらいことになっています。例の毒入り冷凍ギョウザ事件? いやいや、そんなのはまだ序の口で、夏の五輪を控えたこのタイミングでチベットでの人権蹂躙、軍による弾圧をやらかしちまって、しかもその後、お約束で開き直って何とかなると思っているから…

年度末にお願いを

年度末です。全国の地方競馬主催者の皆様方に、改めてお願いしておきます。 競馬を仕事として生きようと決め、馬と一緒でしか暮らしてゆけない、そんな一番弱い立場にある厩舎関係者を、もう、これ以上苦しめないで下さい。彼らが馬のことだけ考えて仕事をし…

馬事通信 競馬虚空像

未明、笠松から電話。クマちゃんが調教中、故障した、と。 裕さんから美智代さんに電話があり、馬場で止まってかわいそうで動かせない由。装鞍所にある待機馬房にも連れてゆくのが難儀とか。 致し方なし。ラクにさせてやってください、と指示。 調べてみると…