2008-08-01から1ヶ月間の記事一覧

ボランティア=義勇兵、である

ボランティア、なんて呼ぶから心得違いも出る。かつては「義勇兵」と訳されていました。「義」に勇む。いい表現じゃないですか。こういう翻訳を可能にした明治時代の日本人ってのは、まっとうな国際感覚してたんだなあ、と思います。 義勇兵なんだからそりゃ危な…

ニッポン競馬、全身症状悪化

ニッポンの競馬を支える、さまざまな「資源」そのものがどうやらあちこちで破綻を見せ始めているようないやな話ばかりを見聞きする昨今です。これまでは手や足や、身体のある部分だけの不具合がちょこちょこ見られて、辛いながらも何とかまだ身体そのものは…

馬事通信 競馬虚空像

不自由な「学校」の復活を

野良学者暮らし十年の後、大学に「復員」して一年が過ぎました。ああ、学校って、こういうものだったよなあ、と改めて自分の中の記憶を呼び起こしながら、眼前の現実に向かい合っています。 どうですかいまどきの学生は、などと尋ねられることもあります。通り…

同業他社の不行跡から

● 同業他社というのは、常に微妙な関係である。まして、業界自体が先細りが見えているとなるとなおのこと。舳先と船底と、それぞれ持ち場居場所は異なれど、いずれ沈みかかって傾き始めた船に乗り合わせているのは同じ。どこから水が入るか、どちらに傾くの…

ネットへの「自殺予告」について

「自殺予告」って言われて、またそれがネットへの書き込みってことが強調されてますけど、でもあれって、要するに「遺書」と同じなんだと思います。少し前までは「遺書」だったもので、今じゃもう「遺書」も書けなくなってるというか、書く意味を持たなくなっている…

グルジア大変

ペテ…あ、いや、ペキンオリンピック報道のから騒ぎにかき消されてほとんど表に出てないようですが、グルジアがえらいことになっているようです。ロシアとほぼ戦争状態とか。何もその道のプロでなくても、いまどきの情報環境を介して伝わってくる断片からだけ…

産経新聞 断

チューナー抜きモニタテレビを

お気づきでしょうか。NHKの画面右上に、ちっちゃく「アナログ」という文字が映るように。 むかし、同じように「カラー」というロゴが映っていた時期がありました。カラー放送が始まり、それに連れてカラーテレビの普及がめざされていた頃。もう四十年ばかり…

産経新聞 断

平成好色一代オンナ

なにごとも中途半端はよろしくない。やるならとことん、徹底的に。バカでもアホでも常人の域を超えていれば、その突き抜け加減を愛でてくれる酔狂も転がり出てくるのがわがニッポンの世間。 たとえば、一躍「平成の好色一代女」になりあがった、あの山本モナ…

産経新聞 断

草ばん馬の風景から

猛暑が続いています。加えて、突発的に異常な集中豪雨や雷などが全国のあちこちで。さらに、それに伴い河川の増水なども目立ったりで、ああ、こりゃあ確かに、これまでの夏とは様子が違ってきてるよなあ、という程度の感想を誰しも素朴に抱くようになってい…

馬事通信 競馬虚空像