雑感

草ばん馬@鹿追町

鹿追町の草ばん馬に行ってきました。帯広の西北あたり、日勝峠を下りて清水からまっすぐ走って約十キロってところですか。そこの瓜幕というところにある、鹿追ライディングファームが会場でした。 道東の草ばん馬は中標津だの士幌だの別海だの、あちこちで夏…

丸川珠代はなぜ号泣したか

いや、すごいもんを見ちまいました。丸川珠代の号泣。 それもこともあろうに、片山さつきに抱きついてワンワン泣いてやがんの。桝添要一の元ヨメにして東大出の元大蔵官僚の国会議員。丸川も東大卒のテレ朝女子アナ出身の参院議員候補、ってわけで、高偏差値…

西尾、狂った

あ~あ、ほんとうに狂っちゃったわ、こりゃ。 他でもない、西尾幹二のオッサンであります。例の「つくる会」がミもフタもない内ゲバ(でしょう、どう言いつくろっても)で四分五裂、 アタマから湯気出して絶縁状叩きつけたものの、それまでなんだかんだ言い…

おめでとう冬樹、そしてバルク

悩んで悩み抜いた甲斐があったね、おめでとう。 二年前の府中、ダービーの日の、あの緊張しきって真っ青だった顔を思い出してます。 それでも冬樹、あんたはあの日、勝つつもりだったよね。 ダービーの前の、同じ距離、同じ芝の特別戦、 あがってきて「同じ…

サイバラはブンガク、か?

『ユリイカ』編集部からメイル。かなりびっくり(笑) 原稿依頼なんで、まあ、それはそれ、なんですが……その内容がこんなの。 『ユリイカ』7月号特集企画書(06/4/21) 特集*西原理恵子――うつくしいのはらを目指して 締切=5月25日 発売=6月2…

木村伊兵衛をめぐって、あれこれ

NHK教育で木村伊兵衛の特集番組。ETV特集の枠。*1川本三郎だのアラーキーだのを引っ張り出して、果ては表象文化論(笑)のガイジンまでフィーチュアで、NHKらしいっちゃらしいつくりだが、それはどうでもいい。 写真をネタにああだこうだ言う、その…

産経新聞「断」原稿にまたも物言い

初回に続いて、今度もまた…… 本当に面白く読みましたが、部内で大変な議論になりましたよ。まったく。 結論から申し上げると、 「国力が鼓腹撃壌に及ばぬ現状では猿に電卓叩かせるようなもの。いくら芸を仕込んだところで、道具を扱う作法や民度までおいそれ…

「エディター」の勘違い

世の女性誌に代表されるグラビア満載、デザイントンガリまくりの派手めな雑誌が、何よりも広告の入り具合にキンタマ握られてているのは、いまさら言うまでもありませぬ。長引く不況の昨今でも、女性相手の商品広告はまだそこそこ期待できるカネづるらしくて…

ゼニカネとオンナ、そして嫉妬

よせばいいのに、と、まわりから言われるようなことに敢えて首突っ込んじまう、そんな習性があたしにはあります。「新しい歴史教科書をつくる会」の時もそうでしたし、最近じゃ、一銭にもならない某蛆虫メルマガの片棒担いで、そこら中に火ィつけて回ったり…

オンナの書評、の立ち位置

オンナのもの書き、ってのは、これだけ女性の社会進出がどうたら言われ倒しているにも関わらず、未だにやはり少数派であります。 ただ、書評の世間に限っては、案外にオンナのシトが幅を利かせてたりする。それって、テレビのキャスターなんかにお約束みたい…

「論争」がなくなったワケ

*1 最近、論争というのが表立ってなくなっちまって久しいですねえ。 どうしてこの論争がなくなっちまったのか、以前、あたしゃ総括して説明したことがあります。はしょって言えば、そんなことやらかしたってトクにならない、ってことをみんな気づいちまった…

家畜商免許、のこと

世は不景気のデフォルト状態、最近では資格とか免許とかに走るシトがさらに多くなっているようであります。 テレビのCMなどを見ても、資格取得関係の専門学校その他のものが、サラ金などノンバンク系金融に次いでやたらに増えてますし、予備校から大学に至…

「キャラ」ということ――小池一夫・編『キャラクター原論』

キャラ立ち、というもの言いがあります。 主としてマンガ業界から発したものだと思いますが、連載マンガなどで登場人物のありようがいきいきとしてきたのをさして「立ってきたねえ」とか、「とがってきた、とがってきた」なんて言ったりする(らしい)。 こ…

マンガとナショナリズム――『クニミツの政』『突撃!第二少年工科学校』

マンガってのはすでにエイジカルチュア、つまりある世代にとっては重要なメディアだけれどもそれ以外にはどうも……てな代物になりつつある、というのがここのところのあたしの持論。いや、だからマンガはダメだ、って言ってるわけじゃなくて、メディアのライ…

「なつかしさ」のプロモーション――小泉和子『昭和のくらし博物館』青木俊也『再現昭和30年代 団地2DĶの暮らし』近藤雅樹・編『大正昭和くらしの博物誌』

「なつかしさ」ってやつは商売になる――そのことに気づいている人は、商売人も含めて別にもう珍しくもない。大衆化したおたくアイテムの重要なひとつ、高度経済成長〜昭和三十年代ネタは言うに及ばず、ひと頃盛り上がってあちこちにでっちあげられてたテーマ…

 歴史教科書問題、って……

すまぬ、ちみっと息切れしてた。監修(弾除け、とも言う)を引き受けていた『別冊宝島Real/腐っても「文学」?!』の最後の仕上げやら、その他、書き下ろしやらがたてこんでたもんで、ここのコラムの更新が滞っちまってたい。ひとまず、ご贔屓のみなさ…

「年寄り」ということ

年寄り、ということを、最近考えるようになってます。 あたしゃ当年とって四二歳、立派に厄年ど真ん中なわけで、ゲンをかつぐ方ではないにせよ、そろそろトシのことは気にもなる。三年ほど前にちと大病をやらかして、おおげさに言えば人生観が変わるくらいの…

不良老人ノススメ

*1 ●隠居の終焉 人間の老い、年の取り方という観点から歴史を振り返った場合に、ひとつ注目していいと思うのは、隠居という制度です。 それは、地域によって、年代によって、農村と漁村、あるいは男女によって、さまざまな違いがあるにしても、ごくおおざっ…

 不幸の書評、てか?

前回、引っ越し先を探してる、って話をした『サンデー毎日』の連載「ハナ丸書評通信簿」(しかしこれってタイトルと中味とが全くそぐわない連載だったなあ。こんなほのぼのしたタイトルつけてあんな中味をごまかしきった担当のIさんがエラい……てか)なんで…

「個人の自由」の現在

先日、いわゆる麻薬の使用について若い衆を対象にアンケートをとったところ、予想以上に多くの高校生が「そんなものは個人の自由」と答えた、という報道があった。 もちろん、わざわざ記事にされているその文脈というのは、例によって「こんな結果が出るとは…

山上たつひこ、の復活を望む

*1 朝日新聞が今年から始めた手塚治虫漫画賞が、ようやく第一次選考まで終わった。 選考委員が三十名という、この種の賞としては異例の多人数だったことに加えて、委員が顔を合わせて合議をせず、それぞれの推薦する作品に持ち点を配分して投票した結果を機…

つの丸『みどりのマキバオー』の断然

*1 えー、まいど、民俗学者の大月です。 このたび新しくこの『ビッグゴールド』のお座敷にお呼びがかかりました。一部では「日本一性格の悪い学者」「学者の皮をかぶったゴロツキ」、あるいは「本多勝一から中島みゆきまで、あとさき考えず噛みつく狂犬ライ…

野口武徳『沖縄池間島民俗誌』のこと

沖縄池間島民俗誌 (1972年)作者:野口 武徳メディア: - 恩師とその本について述べます。 名前は野口武徳。今から一〇年前、僕が大学院最後の年に亡くなりました。享年五二歳。舌癌で下顎切除までした壮絶な死でした。 その野口先生がまだ院生の頃に行なった…

震災後の軽挙妄動

*1 「どうなるだろうと皆が案じている。どうにかなるだろうと何かわからないものに頼っている。国を挙げて上から下から何とかしなければならないと考えているが、どうしたらいいかということははっきりしない。「今は実行の時だ、議論をしている時じゃない」…

おねえちゃん、のこと

*1 ある駄犬の話をする。 千葉の小林というところに牧場がある。印旛沼のさらに奥、利根川との間に広がる小高い北総台地の一部、成田線の駅が近いと言えば近いけれども、つまりは陸の孤島状態、夏は都内などよりいくらかしのぎやすいが、その分冬には霜がび…

「夏」の風景、「海」と「青春」

「ああ、海に行きてぇなぁ」 誰かがそうつぶやいた。赤坂は寿司詰めの六畳ひと間、何人もの若い衆が男女混成、仕事もないまま真夏の暑さの下、あぶられるような日々を下宿に送っていた。石井獏、内山惣十郎、小松三樹三、岩間百合子、沢モリノといった面々。…

ホンカツから転載依頼(笑)

「「拝啓、時下ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。さて、現在刊行準備中の本多勝一『貧困なる精神Y集』(毎日新聞社、94年4月刊行予定)に、先のあなた様との対談、あるいは座談会を収録させていただきたく、なにとぞ宜しくお願い申し上げます。…

 本多勝一に宣戦布告

世が世なら「人民の敵」になるんだろうな、こりゃ。 『毎日新聞』夕刊掲載記事にまつわる本多勝一氏との一件である。一体何が起こったのか、って? 未だご存知ない向きには、経緯のごく概略だけは今のところ『週刊朝日』10月15日号と『週刊宝石』10月21日号…

テレビの現場

この春から週一回、テレビの現場につきあうことになっている。『図書新聞』紙上では以前酷評されたNHKの「ナイトジャーナル」である。申し訳ない。 半年近くやってみて改めて感じるのは、なんだかんだ言ってもやっぱり自分は“文字の人”でしかないんだな、…

 社会のことを考えるな

ごくたまにだけれども、学生主催の講演会で話をしてくれと言われる。 とは言え、人を呼んで話を聞くという作法自体がすたれてきているご時世。主催者側には何の目算もない場合が多く、そうするものだ、という程度のこと。ひどい時には「いまどきの大学生にひ…