あたしの「網野史学」

明け方、「諸君!」に依頼されていた「網野史学」についての原稿、ようやく脱稿。*1
二月に亡くなった後、いろんなメディアに「追悼」特集は組まれていたけれども、本質的に「リベラル」知識人の最後の牙城、みたいなノリでしか語られていない不幸、というあたりが気になっていた。
日本エディタースクール出版部のNさん、平凡社のHさん、もとはフリーでいまは洋泉社のFさんに聞き書きというか、網野さんについて話を聞く「取材」も行ったのだけれども、まあ、原稿に書けないことも多々あるのはいたしかたなし。
7時過ぎ、大井から電話。高知に送るスポンジや鞍、その他の馬具がまたいくつか準備してくれた由。堀千亜樹さん自ら連絡してくれて恐縮。
新宿に出て、D2Hの修理をニコンのセンターに。ファームアップ最中にフリーズしてウンともスンとも、の状態に。他にもあるトラブルらしく、無償修理で処理してくれたのはいいが、十日かかるというのはなんとも……高知の取材はD1X一発で何とかしなければならない破目に。ついでにD1Xもローパスフィルター清掃依頼。こちらも二時間待ち。カフェで時間つぶしていると、またも大井から。馬主証が交付されたとのこと♪
高知に連絡して、馬主名義変更の手続きについて尋ねる。大井の駐在員に頼んで書類をもらって実印ついて、印鑑証明と一緒に送り返してくれ、とのこと。1日の能試でその次の開催から使いたい由。明日の朝イチで大井に出張って処理することに。
D1X受け取って麹町方面へ。「諸君!」ナマもの原稿が割り込んできたとかで、来月まわしに。ただ、その分、加筆などもできるわけでありがたいかも。そのまま「Number」のK氏と打ち合わせかねて食事。秋冬にかけて、本腰入れたルポの枠をこさえるので一発めに何か書け、との注文。かねてからの地方競馬ネタで、というので望むところ。アラブの話などがいいかも、ということに。
田口ランディ@盗作猿が「文学界」で未だ居場所がある謎、サニーサイドアップと青学閥のろくでもなさのこと、スポーツビジネスと広告代理店のこと、などなど、とりとめない駄話を例によって。夜半、帰宅。

*1:id:king-biscuit:20040819