忍ぶれど、色に出にけり……です。いや、てんやわんやのライブドア騒動の渦中、テレビに顔を出すあのオヤジ、このジイさまたちのお顔が、なんですが。
眼が笑ってるんですよねえ、口じゃもっともらしく憂いてみせていても。ほっぺたや口角がひくひくしているのがよくわかる。確か、業務提携でライブドアの株をしこたま持たされてて、この騒動で株価はフリーフォールの急降下、ほんとなら経営責任者として真っ青になってて不思議ないはずなのに、どう見てもうれしそうなのは、はてさて、どういうことでしょ。上だけじゃない、他局におくれをとるなとばかりに騒動に油をそそいでまわるキャスター、アナウンサー、コメンテーターの方々も、みんなみんな顔がてらてら光ってらっしゃる。あんたたちついこの間まで、ホリエモン番組に呼んで一緒にキャッキャとはしゃいでたでしょうに。恥ずかしい、とかって感覚、ないんですか、そうですか。
ＩＴ企業だなんだといってもしょせんは新興ヤクザ、その意味でライブドアは博徒系、それに対して楽天はテキヤ系、そう考えたらわかりやすい、というのは、前々からのあたしの持論。Ｍ＆Ａで株の時価総額つり上げて世渡りするのはバクチ打ち、ネットショップの経営は露店からショバ代かすめて商売するテキヤの親分。いくら世の中が進み、カネ儲けの仕組みが変わったように見えても、土台になる経済の構造みたいなものはそうそう変わらないところもあるわけで、バーチャルになってもヤクザはヤクザ、裏街道は裏街道、というところなのでしょう。でなきゃ、検察のそれも特捜がここまであたふたと始末しようとしている、その理由が説明できません。
ニッポン経済には闇の部分がある、案外、海外メディアの方がそのことを正直に察知しているようです。パソコンいじれる向きは、どうぞインターネットへ。
*1:1 速攻でボツ、でした。担当Ｋ氏からのメイル 「危険球どころか、こめかみへの直撃弾です。これが掲載されれば、まず私の首は飛び、フジテレビと産経新聞社の関係は険悪となること請け合いです。面白すぎて、今回はご勘弁ください。」…………ちなみに、全面的なボツ、というのは、id:king-biscuit:20050408 以来ですが。
