2010-02-11から1日間の記事一覧

民俗学的思考の来歴・覚え書き――「現代民俗学」のための、迂遠な考察

――故に日本がもし今までの通りに、いくらか流行におくれつつも、真似だけはかならずする国民であるならば、これから三十年五十年の後の、学問の方向だけはおよそ予察しえられるのである。ただ大学は寺院に次いでの保守派であるから、やや余分に遅蒔きに渋々…