1992-03-01から1ヶ月間の記事一覧
● 別に大学に限ったことではないが、学校を運営してゆくさまざまな仕事の中で、教師と事務との関係というは常に微妙な緊張をはらんでいる。 他でもない僕自身が教師の立場にあるから、ここらへんあまり棚に上がったもの言いもできないのだが、それでもその緊…
とにもかくにも、1992年の春である。 見わたせば、何も視界をさえぎるもののなくなったこの高度消費社会の原っぱに、すでに誰も信じていない大文字の言葉ばかりが、春がすみのように薄くたなびいている。 「学生」はもはやそれだけでは何も意味しないほ…
大月隆寛 書生の本領 『朝日ジャーナル』連載 1992.4~ 400W×6p~6.5p/一回 *……要取材ネタ ●「左翼」が常識だった頃:いまどきの居丈高な左翼批判のいやらしさ ●「みんな」という抑圧:世界すら敵にまわせるようになるために ●「誠実」だからって許さ…