政治

「懲戒解雇」以後――嶋貫和男という「盾」

*1 *2 前号、何やら奥歯にもののはさまったようなもの言いでしか語れなかった「内部的には醜聞、いや、外から見てもまずは格好のスキャンダル、ないしはゴシップ系のネタとしてまずは取り扱われるような案件」ですが、もう勿体つけなくてもいい状況になった…

札幌国際大学、燃ゆ

*1 *2 ● 6月29日付けで、札幌国際大学より「懲戒解雇」されたことについて、7月13日付けで札幌地方裁判所に、地位保全及び賃金仮払い仮処分命令申立書を提出し、受理されました。 大学側からの「懲戒解雇告知書」に記載されていた「懲戒の事由となる事実」は以下…

トランプ現象に学ぶべきこと

話題沸騰、就任早々自らの選挙公約に沿った大統領令を立て続けに署名、アメリカのみならず世界に予想以上の大きな波紋を投げかけ始めているトランプ大統領。彼の出現は、われわれ日本人は果してそのアメリカについてどれだけのことを知っていたのか、そのこ…

「SEALDs的なるもの」について

―――政治とは、単なる政治思想、イデオロギー、政策沙汰から党派や派閥の離合集散といった要素だけで解釈してしまっていいものでもない。誤解を恐れずに言えば、そんな表象と解釈、さらには芸能の範疇に含まれ得るような領域までまるごとひっくるめて、政治と…

浮上してきた、もうひとつの「宗教」問題

一に体力、二に好奇心、三に自分と他人の区別がつくこと、四に信心。仏になるための条件だそうです。あたしが言ってんじゃない、ある宗派の坊さまがそうおっしゃってたんですが。 これ、最初に信心がきちゃうとまずいんだそうで。なぜか。最初に信心ありきの…

福島瑞穂、について

1. 福島瑞穂氏が「慰安婦」に走った理由は、世代の問題なのでしょうか? また、仙谷由人氏、高木健一氏、そして福島瑞穂氏とそろって香ばしい人たちが東大法学部の出身です。それは東大法学部アカデミズムの問題なのでしょうか? 動機の部分についての意見を…

朝日「慰安婦」報道「検証」記事について

8月5日の朝日の従軍慰安婦報道・検証記事は納得のいく内容だったと思うか。 [いいえ] 納得も何も、あんたらやっぱりもう根本的に信用できない、って世間から思われてる、そのことに対する自覚が中の人がたにゃ未だにここまでないんだな、とそのことに改め…

若宮啓文のこと

若宮啓文の印象とはどのようなものでしょうか?(もちろん、朝日新聞というくくりでも結構です) 絵に描いたような「朝日」文化人、というよりむしろ、マスコミやジャーナリズム、大学などいずれそういう「良識的」とされてきたような領域に棲息してきた「戦…

天聴に達せられあり

園遊会で天皇陛下に「直訴」した、山本太郎議員の行動が結構な論議を呼びました 反原発運動に奔走する界隈に祭り上げられ、うっかり衆院議員にまでなってしまった、いわば神輿なのはいまさら言うまでもないですが、それにしてもその唐突な行動にはあたしも少々…

「政治」の変貌、をめぐる隠れた難儀

● 思ってることとやってることがズレちまってる人。というのがいます。 人というより、誰しもそういう状況、そういう場合ってのはあると言えばあるわけですが、それが習い性みたいになっちまってるというのは、また別のモンダイではあります。何がって、まあ…

「ネトウヨ」雑考

「ネトウヨ」というもの言いがあります。「ネットに棲息する右翼(的思想を持っている者)」とでもいうような意味らしい。昨今、雑誌その他の表のメディアでもちらほら使われ始めているようですから、眼にされた向きも少なくないかも。いや、それどころかそも…

「売国阿韓」の百鬼夜行、その背景

● 阿る、という日本語を、やはりここは一発、記憶の昏がりから引っ張り出して使っておかねばならないようです。 おもねる、と読む。いや、読者諸兄姉には釈迦に説法、いまさら何を賢しらに、とお叱りを受けるのが関の山でしょうが、それほどまでに昨今、この…

 救国愛嬌内閣の夢 

だから言わんこっちゃない、民主党にやらせちゃ絶対ダメだって。 「試しに一回くらいやらせてみるか」くらいだったのが、ここまで一気に雪崩を打ってダメになるとは大方の有権者も思ってなかっただろうけど、残念ながら民主党内閣、そんな予想をはるかに超え…

ざまあみやかがれ、アメ公

*1 ざまあみやがれ、アメ公! ……てなことをいきなり言うと、いまどききれいにアブナいシト扱い、周囲十数メートル以内に誰もいなくなること必定でありますな。 あ、いや、いかにあたしだとて場所もわきまえずそんなこと言やしませんし、そこらの保守オヤジみ…

ざまあみやがれ、アメ公【草稿改】

*1 ざまあみやがれ、ヤンキー! ……てなことをいきなり言うと、いまどききれいにアブナいシト扱い、周囲十数メートル以内に誰もいなくなること必定でありますな。 あ、いや、いかにあたしだとて場所もわきまえずそんなこと言やしませんし、そこらの保守オヤジ…

ざまあみやがれ、アメ公【草稿】

*1 *2 ざまあみやがれ、アメ公! ……てなことをいきなり言うと、いまどききれいにアブナいシト扱い、周囲十数メートル以内に誰もいなくなること必定でありますな。 あ、いや、いかにあたしだとて場所もわきまえずそんなこと言やしませんし、そこらの保守オヤ…

小沢一郎という教材

いやあ、事態の推移が早すぎます。編集部から原稿の依頼があったのが正月明け、「小沢一郎に退陣勧告」という趣旨の特集でひとつ、という話だったけれども、その後の展開は、秘書3人の逮捕も含めてすでにご案内の通り。というか、現在19日の時点でようや…

民主党以前/以降

● 民主党政権以前と以後、という分け方が、もしかしたら将来、いまの時代を語る時にされるようになるのかも知れない、そう感じています。 何がどう変わったのか、日々の視線からはよく見えないまま。なるほど、自民党が永田町を制御していたついこの間までと…

「母子加算」復活是非

――なぜ母子加算の復活に反対か 「かつて日本人は、どんなに生活が苦しくても?お上(公的機関)の世話?にだけは極力ならない、という感覚があった。身内や仲間、地域で頼れる人がいない身の上を認めるようなものだったから、恥ずかしい、という意識も宿った。…

鳩山由紀夫=近衛文麿、説

「現在が一つの「転形期」であるという切迫した認識は、昭和10年代をつらぬく思想の核心部分でもあった。そして、その意識の一般化を媒介したものは、ここでもやはり普遍史の理念をつたえたマルクス主義にほかならなかった。」 ――橋川文三「昭和10年代の思想…

平成の施餓鬼会?

乞食じゃねえやい、と憎まれ口のひとつも叩きたくなるほどの太っ腹。「公」による盛大なバラまきが始まっています。定額給付金に始まり各種補助金、支援金、奨学金、果ては埋蔵金まで、名目は何であれ、おのれの腹の痛まぬ類の財布から気前よく投げてよこさ…

総選挙のポイントは?

この一年ばかり、民主党以下マスコミぐるみであれだけ必死に煽ってきた割にはなかなか実現しなかった「解散、総選挙」ですが、ここにきてようやく現実のものに見えてきました。 その今回の衆院選の、意外に見落とされているポイントをふたつ。まず、平成生ま…

新たな首長たちへの期待値

橋下徹の大阪府に東国原“そのまんま東”の宮崎県、さらに河村たかしの名古屋市に森田健作の千葉県まで新たに名を連ねました。このところ何かと注目を集める、新しい自治体首長たち。元の肩書きが何であれ、いずれメディア露出の多かった人たちですから、やれ…

 中川 (酒) 陥落

あぶさん、という漫画がある。水島新司が作者の野球漫画で現在なお続く屈指のご長寿連載だから、ご存じの方も多いだろう。主人公の景浦安武、通称「あぶ」は大酒飲みのプロ野球選手で代打専門。もの静かな男で腕前も一流だが、酒に目がないのが玉に瑕。けれ…

誇り高き公務員はいずこ?

逃げも隠れもしません、公僕ですから――ああ、たとえ嘘でもそんなタンカのひとつも切って、胸張っていまのこの世間と対峙してみせる、そんな官僚がOB含めて、たとえひとりでも出てこないのでしょうか。あるいは、天下りで手にしてきた報酬一切、きれいさっぱ…

 未だ「庶民」幻想強し

「正義」「公正」とは、この世に生きる人々の手によって共につくりだされる状態である、ってことを、きれいさっぱり忘れてらっしゃるようです。元の厚生労働大臣、津島さんのご発言「一生懸命やっている人たちに、歪んだ批判を向けるのは良くない」、であり…

 新たな「都鄙」「内地雑居」問題

国籍法の「改正」が国会を通過しました。何か奥深い理由でもあったのか、拙速を絵に描いたようなザル審議で、メディアも通りいっぺんの報道しかしないまま。大方は何が起こっているのかわからないかも。 「過疎」ということが言われ始めたのは高度成長期半ば…

 なぜクーデターではないのだ?

そこまでやるなら、普通クーデターでしょう。え? そこまで考えてなかった? っていうか、そんな同志が今の自衛隊の中にゃいなかった、って、そういうことですか? 田母神将軍。 現役の軍人(ですよね、どう考えても)が、腹くくって(ですよね、普通は)あそこ…

 田母神騒動の本質

現役の航空自衛隊幕僚長が、個人名で政府見解に反する歴史認識を示した「論文」を発表したことで物議を醸しています。メディアでこのところ騒がれている、田母神幕僚長の一件。当人は即刻解任、更迭され、なおかつ国会で参考人招致まで受けて、でもその場で…

 「マルチ商法」と民主主義

● 民主党の国会議員がマルチ商法の片棒を担いでいたというので、騒ぎになっています。 この手の騒動は必ず対抗する政治勢力の側にも作用が及ぶのが定石なわけで、案の定、野田聖子消費者庁長官のもとにまず飛び火。こちらも似たようなもので、日本アムウェイ…