2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧

振り込め詐欺とケータイの関係

いわゆる「振り込め詐欺」の被害がおさまらないようです。この世界恐慌まがいの状況でなお、被害額は増え続けているとか。手口は国境を超えて、アジアに向けても広まっているとも。お盛んなものです。 もともと、一人暮らしのお年寄りを狙って、という手口だ…

社会科教育

追悼、筑紫哲也サマ

憎さも憎し、なつかしき――こんな下の句がつく川柳は古くから。上の句の主は「碁敵」だったはずだが、さて、このたび現前した事例はというと、そんな碁敵どころか立派にわれらが社会の敵、世のおおかたが憎し、疎まし、うざったい、と思っていた人物に対する…

「つぶす」側の覚悟とは?

地に怨嗟が充ち満ちるようになっています。敢えておおげさに言えばそんな感じです。例の厚労省元事務次官に対する「襲撃」事件のこと? いやいや、直接それとは関係ない、この場はもちろん競馬の話です。ですが、でも同じ〈いま・ここ〉のできごとのこと、ま…

誇り高き公務員はいずこ?

逃げも隠れもしません、公僕ですから――ああ、たとえ嘘でもそんなタンカのひとつも切って、胸張っていまのこの世間と対峙してみせる、そんな官僚がOB含めて、たとえひとりでも出てこないのでしょうか。あるいは、天下りで手にしてきた報酬一切、きれいさっぱ…

産経新聞 断

未だ「庶民」幻想強し

「正義」「公正」とは、この世に生きる人々の手によって共につくりだされる状態である、ってことを、きれいさっぱり忘れてらっしゃるようです。元の厚生労働大臣、津島さんのご発言「一生懸命やっている人たちに、歪んだ批判を向けるのは良くない」、であり…

産経新聞 断

〈いま・ここ〉の「むかし」

先日、ある学生から「センセイのゼミ出るようになってから、歌詞の意味を気にして音楽を聴くようになっちゃいました」、と言われました。一瞬、何を言われているのかわからなかったのですが、理解するとさすがに眼からウロコが数十枚、音を立てて落っこちま…

産経新聞 断

新たな「都鄙」「内地雑居」問題

国籍法の「改正」が国会を通過しました。何か奥深い理由でもあったのか、拙速を絵に描いたようなザル審議で、メディアも通りいっぺんの報道しかしないまま。大方は何が起こっているのかわからないかも。 「過疎」ということが言われ始めたのは高度成長期半ば…

産経新聞 断

なぜクーデターではないのだ?

そこまでやるなら、普通クーデターでしょう。え? そこまで考えてなかった? っていうか、そんな同志が今の自衛隊の中にゃいなかった、って、そういうことですか? 田母神将軍。 現役の軍人(ですよね、どう考えても)が、腹くくって(ですよね、普通は)あそこ…

産経新聞 断

敢えて「小さな競馬」から明日を

*1 馬産地がみるみるうちに変わって行きます。競走馬がいなくなり、牛に変わる。あるいは、放牧地が手入れもされずにほったらかされてすでに草ぼうぼう、厩も生きものの気配がなくなったままがらんとしている、そんな光景がここ一年ほどの間で、すでに見慣れ…

京都馬主会会報「心ゆたかに」

田母神騒動の本質

現役の航空自衛隊幕僚長が、個人名で政府見解に反する歴史認識を示した「論文」を発表したことで物議を醸しています。メディアでこのところ騒がれている、田母神幕僚長の一件。当人は即刻解任、更迭され、なおかつ国会で参考人招致まで受けて、でもその場で…

社会科教育

オグリキャップの語りかけたこと

オグリキャップの東京競馬場での「展示」は、まず大成功だったようです。同じく、マスターズジョッキーのイベントも。あの佐々木竹見大明神も直線、かるく追ってみせるなど、いやもう、そのシーンだけでオールドファンにしたら涙モノ。岡部も元気そうでした…

馬事通信 競馬虚空像