2002-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ざまあみやがれ、というキモチ

ざまあみやがれ、ヤンキー! ……てなことをいきなり言うと、いまどききれいにアブナいシト扱い、周囲十数メートル以内に誰もいなくなること必定でありますな。あ、いや、いかにあたしだとて場所もわきまえずそんなこと言やしませんし、そこらの保守オヤジみた…

「若さ」で世の中は変わらない

政治もまた芸能である、というのは、あたしの持論であること、それは前回も申し上げました。 例の鈴木ムネヲの「馬一頭」の美談にしても、そういう芸能の脈絡で見たらそれなりの背景とか文脈がある。あるんだけれども、ただ、それをきちんと評価する観客も、…

追悼・青木雄二という身体

● 青木雄二について述べる。 最初に会ったのは、雑誌のインタヴューだった。今は亡き『マルコポーロ』の企画。当時すでに『ナニワ金融道』が大ブレイク、あの型破りの絵とおはなしとで、小うるさい能書き並べるマンガ読みはもちろんのこと、使い捨て読みっぱ…

追悼 青木雄二

ギターがくれた「自由」

● ギターが、「自由」だった。 「エレキ」と称された電気ギターではない。「フォークギター」とひとくくりにされたアコースティックの、そしておそらくはスチール弦のギター。60年代ならばPPMやジョーン・バエズ、ウディ・ガスリーやボブ・ディランの画像と共…

『噂の真相』廃刊、か?!

『噂の真相』がいよいよ来年春に廃刊だそうであります。 え、そのハナシ、ついこないだの【サイバッチ!】で飛ばしてた、って? はいはい、あれ、あたしのタレコミ。ソースは、って? 神林編集長じきじきにそう聞いたんですから文句はないっしょ。 【サイバ…

「書評」はいまどきタイヘンなのです

書評とそのまわりのあれこれを、それらを成り立たせている仕組み(ここが実は重要)も含めてこれだけ好き勝手に書いていると当然、あたし自身に書評の仕事が舞い込む、ということもなくなってきます。あたし個人の営業的には笑いごっちゃないんですが、でも、…