2009-04-01から1ヶ月間の記事一覧

「団塊」的知性論

*1 団塊の世代の、特にプチインテリ層 (関川夏央ならば「知的大衆」と呼ぶかも知れません) 特有の世界観や価値観、というのは、そろそろまともに、言葉本来の意味での「歴史」的な文脈での考察対象にしておいた方がいいと思われます。 単なる「サヨク」だの「…

皐月賞を眺めながら

皐月賞を眺めていました。テレビで、ではありますが、それでも最近、JRAのG?をちゃんと見たことがあまりなかったので、これはあたし的にはちと珍しいことではあります。 で、あの結果。レコードに近い速い時計での決着もさることながら、一番人気を背負って…

遠い「歴史」「日本」

● 「昭和」というもの言いを、若い世代が好んでするようになり始めています。 何か自分たちの感覚からして違う、違和感があるできごとに遭遇すると、それって「昭和」だよね、と口にする。ちょっとした言動や身振りはもとより、テレビや映画の登場人物、レス…

政権交代百万遍

● 西方よりいかなる飛翔体が飛来しようとも、政権交代間近と大音声で繰り返し聞かされ続ける野党第一党党首の金権十八番が露わになる醜聞が発覚しようとも、決して動じることなく、憤ることもとりあえずせず、おくびにも出さず、ただひたすら日々のよしなし…

「人」で滅びるニッポン競馬?

おまえの語る競馬は偏っている――そんな意味のことを、たまに言われます。 確かに、競馬まわりのことを専門分野のひとつにしていて、でもだからと言って世間一般、普通の人々がイメージする競馬とはずれたところの、ちいさな競馬の場所ばかり東に西に、ふらふ…