皆の衆、よっく聞け。本日ただいま、田口ランディも速攻で金井美恵子の軍門に降った(笑)。
いや、笑いごっちゃないんだけどさ、文春まわりの編集者のおためごかし、ほら、あんたは生まれも育ちもよくないけど、もう一応このブンガク村の住人になってんだから、牢名主の姐さんに仁義のひとつも切っといた方が何かといいっすよ、へっへっへ、てな下卑たおせっかいがミエミエ。まあ、文春に限らず新潮なども含めた若手のブンガク系編集者たちってのはそんな提灯持ちが仕事と勘違いしてるスカな手合いが佃煮になってるんだろうけど、それ以上に耐え難いのはそれに呼応した田口の文章だ。これがあなた、もうすげえのなんの。
「最初の一話から、じんときてしまった。ダメなのだ。私は金井美恵子さんの文章に弱いのだ。高校時代から金井さんの文章に憧れてきた。ゆったりとして上品で知性的で、それなりに貴婦人の啖呵のような凜々しさがある。美文である。気持ちのよい音楽のように読み手を文章世界へ誘っていく。遊びながら、寄り道しながら、言葉が躍る。小さな名もない者たちに、とても優しい。」
これ、ありか? こんなベタベタズルズルのつづり方を臆面もなくさらしちまって、いいのか? 何より、こんなうすらみっともない媚び方されて、金井美恵子って牢名主サマはほんとにお喜びになるのか? それでブンガクって業界はめでたくまわってゆくのか? こんな田口を懸命に売り出してる幻冬舎も、これまたそれでいいのか?
決定。ネットから生まれた新世代の才能、てなところがウリの田口ランディなるオバハン(でいいよな)は、何のこたあない、つまりは金井美恵子に代表される程度のいまどきのブンガクに速攻でシッポふりまくる、ヘタレでイナカモンで根性なしの古典的俗物であった。
そう言えばこのオバハン、ネット配信のおのれのメルマガで田中康夫までもヨイショしてたよなあ。ああ、けったくそ悪い。うどん食って寝るぞ、俺ぁ。*1


*1:思えばこの後、田口ランディ@万引猿との殲滅戦(笑)へと因果はめぐってゆくのでありました…… king-biscuit.hatenablog.com king-biscuit.hatenablog.com king-biscuit.hatenablog.com