2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧

「失言」再生産の構造(改稿)

*1 政治と宗教に関してはとりあえず黙っておくが吉――是非はともかく、これはニッポン世間の世渡りの常識、でしょう。政治も宗教も共に個人の思想信条、内面の自由に関わる部分なわけで、うっかり表に出しちゃうとどんな反発が返ってくるかわからないから気を…

いま、「地方競馬」だからこそ、やるべきこと

いま、地方競馬がやるべきこと、を、走り書きですが簡潔に述べておきます。 まず、大井を中心とした南関東と、馬産地を背景にしたホッカイドウ競馬とが「改革」の主軸です。というか、そこが軸にならないことにはもうどうにもならない。全国の地方競馬とそのま…

「ハケン」の労組って?

人並みであればそこそこ生きては行ける、とりあえず生かしてもらえる場所がある、かつてはそれが「世間」でした。 もちろん、生きるというのは、それでも素朴にきついことでした。自分の持って生まれた身体いっぱい、日々休みなく動いて汗をかいてようやく何…

嗚呼、「スイーツ」(笑)

● たまには、詩でも吟じてみようか。 雨デモマキガミ 風デモマキガミ 雪デモ夏ノ暑サデモマキガミ ツネニユルフワパーマヲ保チ 欲ニマミレ 決シテ奢ラズ イツモウワメヅカイデ 口角ヲアゲテワラッテヰル 一日ニサプリト少シノスイーツヲタベ アラユルコトヲ …

正論 名無しの品格

「進駐軍」待望論

選択肢がありません。どう考え直してみてもダメ。選べない。このまま総選挙になったら、ほんとにわれら有権者軒並みフリーズ立ち往生。カレー味の何とやら、の究極の選択リアル版なわけで、もうやだこの国、この政治、という「気分」だけは、とりあえず現在の…

産経新聞 断

「地方の敵は地方」

「牧馬の改良に関しては公益を以て私益と合致せしむることの甚だ容易ならざるが為のみ。(…) 誠に産馬は民の生業にして決して国に対する公役には非ず、其目的は私利に在り、若し不幸にして方法宜を失ひ、利無く損を招ぎ易しとせば、假令如何なる雄弁を以て之…

「格差」の胡散臭さ

● 「格差」ということが、あたりまえのように言われるようになった。 言葉自体は、岩波新書から出た『格差社会』あたりが一応、火付け役ということになるのかも知れない。もともと経済学者の橘木俊詔が書いたものだったから、経済学のバックボーンを持つ術語…