solidarity の日

元荒尾の宮平騎手と、ソリダリティ(´;ω;`) 

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http://keiba-union-news.blogspot.com/ 




10歳牝馬「ソリダリティ」 アラブ強豪福山へ

全国で現役6頭 廃止の荒尾から

http://blog.livedoor.jp/keibapeeping-arao/archives/65727367.html

 昨年12月23日でレース開催を終えた荒尾競馬熊本県荒尾市)から、アラブ馬の牝馬(ひんば)「ソリダリティ」(10歳)が福山市営競馬に移籍し、2月上旬の出走を予定している。全国で現役が6頭にまで減ったアラブ馬のうちの1頭で、7年前に同市営競馬でデビューし、各地を転戦して30勝を挙げた強豪馬。競馬場廃止という荒波を乗り越え、“古里”での活躍が期待されている。(石原敦之)


 たてがみや尾が黒で、体が褐色の鹿毛。体重は約500キロで、サラブレッドに比べても体格はがっしりと力強く、10歳という年齢を感じさせない若々しさだ。9日に市営競馬の徳本慶一厩舎(きゅうしゃ)に入り、馬場での走り込みなど調整を続けている。


 デビューは2004年12月。初戦を制し、その後も着実に勝利を重ねた。高知競馬(高知市)、福山、高知を経て、09年11月に荒尾へ移った。荒尾で最後の出走となった昨年12月2日のレースでは、サラブレッドに交じって出走。序盤から先頭を譲らずに有終の美を飾り、通算成績を121戦30勝とした。


 荒尾競馬には、3頭のアラブ馬がいたが、2頭は廃止とともに引退した。ソリダリティの現役続行のウラには、馬主で「厩舎物語」などの著書もある大月隆寛・札幌国際大教授(民俗学)の「アラブの灯を消してはいけない」という強い思いがある。


 大月教授は、ソリダリティを「血統が素晴らしく本当に良く走る。調子も上向きでまだまだ成長途上」と評する。そして「アラブ馬に日本の競馬界は世話になった。走れるだけ走らせてやりたい」と語る。


 福山市営競馬でも05年にサラブレッドを導入して以降、アラブ馬は減り続け、ソリダリティを加えて5頭のみ。


 徳本調教師は「アラブ馬に育ててもらったという思いがあり、こうして再び世話をすることになったのも運命の巡り合わせを感じる」と話し、「戦える体に仕上がっている。必ず勝つ」と期待を込めている。


<Q>なぜ競走馬減っている

 Q アラブ馬とは。

 A アラビア半島が原産で、日本ではサラブレッドとの交配種「アングロ・アラブ」が、持久力に優れるとして戦前は軍馬として多く生産された。度重なる出走に耐え、性格も穏やかで扱いやすく、戦後は各地の競馬場で重宝された。

 Q なぜアラブ馬の競走馬が減っているのか。

 A 地方競馬での登録数は1986年に9938頭に達したが、スピード、華やかさのあるサラブレッドが主流になった。日本中央競馬会はアラブ馬だけのレースを95年に廃止、地方競馬でも2009年の福山市営競馬を最後になくなった。

 Q 現役のアラブ馬はどこの競馬に所属しているのか。

 A ソリダリティを含めて福山市営競馬に5頭、門別競馬(北海道日高町)に1頭。競走馬としては高齢の7~13歳で、若いサラブレッドに負けじと走る姿が共感を呼んでいる。福山市営競馬には地方競馬最多勝記録(54勝)の更新に挑む13歳の牡馬(ぼば)「モナクカバキチ」などがいる。

(2012年1月25日 読売新聞)