高円宮承子サマの「人間宣言」

ひがみやそねみ、ねたみにやっかみの類は、電網社会ではデフォルトの感情。ふだんの暮らしよりもさらに増幅され、ひとり歩きする。善し悪しは別にして、そんな人間感情や心理のある部分ををあっさりむき出しにしてしまう。それをホンネと呼んで許容するか、負の側面として断罪するかは人によって違ってくる。

格差社会」の語もまた、電網を介した瞬間からそのメカニズムに翻弄されている。社会に格差があるなど今も昔も同じこと、問われるべきは、その格差をそれぞれ甘受して鼓腹撃壌、帝力我に何かあらんや、と日々の暮らしに満足自足してゆく知恵も余裕も、世間の心の中から失われつつあるらしい、そのことだろう。誰もが「勝ち組」になりたい、いやなれるはず、という前提でものを言う心の習慣は正しく「戦後」の産物。分相応、それぞれの幸せに安住できぬほど自尊心のふくれ上がったこの社会にとって、ならば究極の「格差」の象徴でもある皇室とは、これいかに。

この厄介な命題に対して先日、いきなりその答えが出た。高円宮家は承子女王殿下が電網三昧、かのmixi以下、自前のサイトに日々のご行状などをこと細かに記されていることがにわかに発覚。身内ぼめするつもりはなけれども、今回はわが『週刊文春』のあっぱれ一番槍で、とりあえず裏までとって誌面に掲載。一気に世間に知れわたった。皇族と電網社会、ミシンとコウモリ傘よりシュールな出会い。

承子さま作成のウェブサイトを発掘したのは、週刊文春(2007年2月8日号)。記事の内容は、同誌が承子さまのものと見られるミクシィのページを発見、そこには別のウェブサイトのURLが書かれており、そこは赤裸々な内容の自己紹介や日記が掲載されている、というものだ。さらに、同誌ではJ-CASTニュースに対して「(ミクシィのページや、ホームページの日記やプロフィールが『「承子さまご自身が作成なさった』ことを、編集部として)確認しております。根拠につきましては、誌面に書いてあるとおりです」と語る。

同誌が主に紹介しているのは、承子さまが親友と共同で運営している、ダンスチームのウェブサイトに掲載されている日記とプロフィール。プロフィールには、PC版とケータイ版と2種類があり、それぞれ違う内容が書かれている。同誌で紹介されている「赤裸々な内容」をざっと挙げると、こんな感じだ。

「昨日はねー、アジアン(ってか日本人と中国人)でめっちゃ騒いだ。王様ゲームやったけどエロ系一切なし(カップルがいた為。)でつまんなかった」(05年10月24日の日記)

「好きな人がゲイ…。終わってる」(06年1月20日の日記)

「私も親さえ良いなら胸にヤモリの刺青入れたいんだけどなぁ~…間違いなく縁切られますからね(笑)」(06年8月1日の日記)

「タイプ→カッコ可愛い年下」(ケータイ版プロフィール)

「彼氏→三角関係(むしろ四角関係)のすえ泥沼化して終わった。ビバ波乱万丈(嘘)」(ケータイ版プロフィール)

J-CASTニュース http://www.j-cast.com/2007/02/01005277.html

高円宮承子。1986年3月8日、故・高円宮憲仁親王と久子様との間に、三姉妹の長女としてお生まれに。妹に典子女王絢子女王学習院女子高等科を経て、04年4月から英国・エジンバラ大学にご留学中。07年1月には、初めて一般参賀にお出ましに。身位は女王。皇室典範に定める敬称は殿下。印は萩。栄典は宝冠牡丹章

皇族としての公式行事もこなされていたわけで、そちらの記録もネット上から発掘され、その落差に電網世間はさらに感動した。そうだ、皇族もいまやわれら下々と同じ、ウラもオモテもあるひとりのニンゲンなんだ。それはあたかも、かの昭和天皇以来、六十年後に飛び出した二十一世紀の「人間宣言」。

承子女王殿下御成年(平成18年3月8日)をお迎えになるに当たっての宮内記者会の質問に対する文書ご回答

http://www.kunaicho.go.jp/kouzoku/tugukojoou-bunsyokaitou-h18.html

http://www.kunaicho.go.jp/images/kouzoku/tugukojoou-h180308.jpg

(質問)

 ご成年を迎えるにあたってのご感想,ご心境をお聞かせ下さい。

 理想の男性像も含めたご結婚と,ご自身の将来像について,どのようにお考えなのか,お聞かせ下さい。

 留学生活で一番楽しく感じられることや勉学で一番関心のある分野は何でしょうか。

 英国生活で印象深い体験のほか,得意のダンスやスポーツなどの趣味についても合わせてお聞かせ下さい。

(ご回答)

 まだ学生であることに変わりはないため,その本分をわきまえつつ学生生活から学ぶ事が多々あると存じます。

 帰国後,公務が本格的に始まるまでになるべく多くの事を吸収できたらと思います。将来は動物愛護や国際交流にかかわっていけたらと現在は考えております。

 理想の男性像として明確なものは特にございませんが,価値観の合う人とは男女共に一緒にいて過ごしやすいと思います。

 私の留学生活は毎日が勉強で,友人たちと会話していて議論になると,自分の考えの浅さを実感します。また,親と離れ,家族以外の人々と住んでみて,自分も少しは成長したかな?と思います。

英国へ行って,日本の良さや日本文化にも改めて気が付きました。勉強や病気の時など大変なことも多いですが,毎日が充実していて楽しんでおります。

↑ 建前

↓ 本音

http://web.archive.org/web/20050221123116/pr2.cgiboy.com/S/2007865

http://2ch-news.net/up/up39391.jpg

【好きな男性のタイプ】

 背高くてかっこかわいい、甘い系の人。要するにジャニーズ顔。

 笑顔かわいい人にはそっこーホレる!こっち来てから外人の魅力にハマりました笑。だって全てが超自然なんだもん。

【タバコ】

 やめた。でも昨日友達が吸ってたの一口吸っちゃった。

【最近ひそかに興味があること】

 国籍によってキスやHの仕方が違うのかどうか・・・検証中です笑。いや、ってかマジで違うから。

聞けば、皇室ウォッチ系電網住民たちの間では、高円宮の長女は面白い、という「評価」が以前からすでにあった由。なるほど、公式行事で居住まいただしていても、お顔は微妙にガングロ系、髪の毛も染めているのが報道写真の片隅で確認されれば、そこはそれ、なにしろ皇族のこと、否応なしに目立つわけで。そこに今回の発覚沙汰で、お人柄までが一気に明確に。親しまれる皇族、開かれた皇室を身をもって体現、電網世間の人気者に。あらゆる意味で。

この記事を読んで、思わず承子サマの大ファンになりました!!w

これでやっと日本の皇室もイギリス王室に近づいたな

ヒップホップがお気に入りでダンスサークルに所属。腕にヤモリのタトゥーを所望され、お好みの香水はエスカーダのアイランドキス。何のこっちゃ、と検索してみれば、「2004年限定品。ギリシャミコノス島に代表される地中海のパラダイスがテーマです。出す作品が全てヒットするエスカーダ限定香水の中でも、前作のイビザヒッピーを超える人気を得る予感がする、傑作です!ミコノス島をイメージして創られた香りは白い砂浜、青い海、輝く太陽、心地よい風を連想させます。そんな浜辺に佇む美しい女性、それがアイランドキッスを付けた女性です。楽しい暑い夏を思い出す、あま~く、かわいい香り」なんだそうで。お値段は30mlが国内だと4500円程度。一説には柔道の古賀選手も愛用とか。嗚呼、なんてジェンダーフリー宮内庁御用達。そして、なんとさばけた女王サマ。

宮里藍ジャガー横田を足して二で割った様な顔だね>承子さん

言えてる。ジャージや木刀が似合いそう。

ご両親どちらにも似てないし皇室には珍しい顔立ちだね。体型もガッチリしてそうだし。てか、ツグコさんといい三笠宮の二人といい、なぜ美しいお母様に似ないんでしょうね。

やっぱりサーヤは現代の奇跡だったんだな。皇族に生まれたらみんなあんなふうになるというわけじゃないのか

ま、ヒゲの殿下もロンドン留学中はかなりハジけてらっさったらしいし。弾けられるだけの知恵さえ持たず妻の尻追っかけるしかできない四十路王子様よりずうっとマシだわ

一方、昔ながらに悲憤慷慨する向きもないではなかった。だが、悲しいかな多勢に無勢、例外の少数派なのは今のニッポン、いかんともしがたい。戦う前からすでに降参の態、涙目の憂国勤王派。

右翼は白旗揚げろ、これじゃ庇いきれない。昔は押し込めってバカ殿がいたら有能な部下が家の対面に関わるって身柄を拘束して一生幽閉しただろ、この馬鹿はこれと一緒だ。自殺者三万人の国で自力で勝ち得た地位でもなくて生まれながらにたまたまこの家に生まれただけで贅沢三昧放蕩生活なら示しがつかない。他の皇室の存続にも関わる。国家の為なら日本に連れ戻し身柄拘束して徹底的に再教育だ。

インペリアルゴリラでいいだろもう

だが、ご心配めさるな、右巻きの諸君。法事や結婚式で親戚が集まれば、ひとりやふたりは混じる若干はじけた十代、そう思えばいい。時至って大人になれば、それなりに落ち着くものさ、と鷹揚に構えてみせる、それもまた皇室皇族を信頼するわれら高度大衆社会の臣民のたしなみ。雅量というやつだ。

肝心の宮内庁はというと、その後も一貫して音無しの構え。特に抗議の話も聞こえない。確信あってのことかどうかは知らず、電網がらみのセキュリティ対策としてはまず合格点。さよう、どんなに驚天動地、気もそぞろでも、あるいは憤りに腹わた煮えくりかえっていても、それら心の動揺はおくびにも出さず華麗にスルー。それこそがこの電網環境で「格差」を敢えて受け止めねばならぬノブレスオブリージの立ち居振る舞いの基本。いや、さらに一歩進んでねたみやそねみ、ひがみにやっかみの類を先んじて吸収してゆくキャラクターを皇族自ら望んで創出されたのかも知れず。菊のカーテン、と揶揄されることも多い宮内庁、実は案外侮れない、かも。

さる高貴なパーティーにて

承子「○○財閥次男・・・あんたに婚約発表する資格があるのかねぇ」

次男「承子様、何をおっしゃるのですか」

承子「取り巻きを使ってのA子とB子のレイプ、知らないとは言わせないよ」

会場ざわめく

次男「承子様と言えども許せません!しょ、証拠はあるのですか?」

承子「このヤモリが・・・全部見たと言ってるよ」

次男「ゲェッ!!あのときの遊び人!」

バレンタインデーのチョコレートがすっかり季節の風物詩、いや、日本の年中行事のようになった。年間消費量の四分の一ほどがこの時期に集中するとか。最近は輸入ものの高級ブランドもひしめきあい、女性に限らず男性もまた自分のために買ってゆく姿が珍しくない。

女性から男性への愛の告白、という効能書きは、どうやらわが日本独自、それも定着したのはたかだかここ三十年ほど。メリーチョコレートがこのイベントを仕掛けた最初の年にはわずか四個しか売れなかったとか。時に昭和三三年、今上天皇が皇太子時代、美智子サマとご成婚の年。「テニスコートに咲いた恋」などと言われたが、そもそも当時は恋愛自体、多くの同胞にとってはまだ縁遠いものだった。ちなみに、皇室でこの時期、チョコレートがやりとりされているのかどうかは、寡聞にして知らない。

だが、お堀をひとつ越えた永田町界隈では立派にやりとりされている。こんな具合に。

バレンタインデーの14日、女性を「産む機械」と例えた柳沢伯夫厚生労働相あてに、市民団体ピースボート(東京)が抗議の意を込め「素直に辞めるアナタが好き」と文字を入れた特大のチョコレートを贈った。

2日間かけたという手作りで縦約30センチ、横約50センチのハート形。重さは新生児の体重を目安に約3.5キロにしたという。子育て中の女性メンバーら約20人が厚労省前に集まり「チョコレートを添えて告白します。1日も早い辞職を」とのメッセージとともに、応対した厚労省大臣官房の職員に手渡した。

 国会では、ひたすら謝罪を繰り返して野党の厳しい追及をしのいでいる柳沢厚労相だが、女性たちの“苦い”プレゼントをどう受け止める?

スポニチ http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20070214025.html

※画像:http://www.hokkaido-np.co.jp/Photo/20070214.200702145757.jpg

物議を醸した「産む機械」発言で集中砲火を浴び、一時は辞任寸前まで追い詰められた柳沢厚労相、相も変わらぬ攻める野党の伝統芸、天に唾する自爆ブーメランが炸裂、民主党菅代表代行が「(東京の女性は)生産性が最も低い」とのたまい、社民党福島代表は自らのサイトに「子どもを埋めたい人の気持ちは?」と誤記していたことが発覚して何とかしのげたものの、その後もしつこくフェミ系女性議員筋からいやがらせ……もとい、セクハラ……いやいや、抗議行動を受けていた。そんな一環でこのバレンタインデーのプレゼント。メディア注視の中、受け取る職員に心から同情する。ネット住民たちも、また。

そんな不吉な物貰う奴いねえよw

不審物だな

バレンタインって、女が男に公然と嫌がらせやおねだりする日なんだな。議員の行動なんだから、社会に与える影響考えろよ…

このような類の女は、女らしい女を嫌うが、たまに女らしいことをしてみたくなるという中途半端なことをして顰蹙を買う。みっともないったらありゃしない。あと一言付け足せば、センスなさ杉。

おまいら、これがチョコだけだからいいんだぞ。港の見える小ジャレたホテルの鍵とか添えられててみろ。・・・・(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

思えば、福島みずほ辻元清美も、はたまた小宮山洋子高市早苗蓮舫までも、今回「産む機械」発言で軽挙妄動した女性議員の多くは、そのバレンタインデーが始まった頃に産まれた世代。昭和ひとケタ世代で七十代の柳沢厚労相とは親子くらいの世代差がある。要は、娘か息子の嫁が、父親をいびり倒している図。家の中なら「お父さん、しょうがないわよねえ」ですませもするだろうが、いったん社会的な立場を背負うとにわかに暴走、抑制がきかなくなるのがこの手のご一統。しかも、父親の側もまた「それがどうした」と開き直りもできず、どこかうしろめたいところがあるくらいには「民主的」だから、反射的に「謝罪」してしまったり。わが国の女性選良というのは、未だにこの程度ですか、そうですか。

昔気質のカチカチ耄碌頑固爺とフェミニズム至上主義強靭精神の戦いだな。二人とも馬鹿だということ、恥ずかしい。二人とも本当に政治家?公人?何だか自分の主張とか自分の概念ばかりで、女性は子供を産む機械装置、一人頭で頑張らないと行けない、それは分かっている事、それをあんな公衆の面前で堂々と言うのはおかしいという事。あと、女性の権利権利というのもそう。子供を産みやすくして、そして女性の存在を認め合う社会それを作るのが政治家の役目なのに。この柳沢大臣も、野党の皆様もそれを忘れている。

小学校の終わりの会と同程度だな、国会って。

問題発言を晒しあげて、「せんせー!○○くんが○○さんにブスっていってました~」

先生「○○くん、謝りなさい!」

安倍内閣の支持率が順調に下がり続けている。同時に、野党の支持率もまた。いわゆる「無党派層」の気分がどういうものか、数字の上でも明らかにある塊としてとらえられるようになっている。そのまんま東が圧勝した宮崎県知事選を見るまでもない。組織と数字、政党と利害だけで政治を動かそうとする発想自体が、それら“気分”から激しく疎外され始めていることを永田町の選良たちは、さて、どこまで認識できるのか。電網空間はその“気分”の、まずはわかりやすい測候地点。参院選まで、あと四ヶ月あまり。野党はもちろん、連立与党もまた、共に疎外されつつあるかも知れないこの現在は、果たしてどのような結果を見せるだろう。3.5キロのチョコレートで何か気の利いた政治的アピールができた、と思えるような、脳内にお花畑咲き乱れる手合いは、もちろんはるかそれ以前、の愚物なこと、言うまでもない。

キッパリ! 自民党寄りの無党派層ですが、参院選は自民には入れません。かと言って民主もイヤです。社民は問題外です。批判票として、共産に入れます。

ただし勘違いするなよ強酸のボケコラ