そうかよ、七年かよ、もう。
案外いい時にくたばったのかも知れない、と、実は思ったりする今日このごろ。
でもなあ、ナンシー。あんたと同じじゃなくても似たもの同士な眼と感覚を、なぜかうっかり実装しちまった無数の名も縁もなき衆生というやつがすでにこの世に、静かにひっそりばらまかれている。それがこの先、時代や世の中にどう関わるのかなんざ知ったこっちゃないけど、それでもあんた、やっぱり“何か”を確かに、この世に残してくれてんだよなあ。
改めて、礼を言わせてもらう。ありがとう。
で、裕木奈江を「好き」、だなんて、昔も今も、あたしゃひとっことも言ってないからな。為念。