1996-09-01から1ヶ月間の記事一覧

飯野賢治さん 前編 

実は不詳わたくし、パソコンだけでなくファミコンというやつも、これまでいじったのは後にも先にもたったの一回。もう何年も前、知り合いの家で初期のシムシティにひと晩ハマったきり。その後何の興味もございませぬ。街のゲーセンもほぼ同様。とにかくRP…

EYECOM

「外国人」の商品価値

日本人は外国人に弱い、とよく言われる。この「弱い」というのは「甘い」と同義でもある。論壇やジャーナリズムなどでも、未だに外国人であることを隠れ蓑に商売ができるらしい。 最近とみに話題になるウォルフレンなどもそうだ。日本語が読めないと言われる…

メディアの失語症

なんか最近、朝鮮半島でも南の海でも結構大変なことになってやしないだろうか。 韓国の方はありゃもう戦争スレスレ。だって、いきなりよその国の潜水艦から武装した人間が二十人もその上も上陸して、こっちはこっちで正規軍が出動してドンパチやってるんだも…

とり・みき インタヴュー

*1● ――こういうインタヴューとか対談といった仕事はこれまでもされてたんですか。とり いや、初めてですね。最初は、別にマンガ家に限らないで自分が興味を持った人のところに行って話を聞くというシリーズだったんです。編集部としてはマンガを描いて欲しか…

代議制、終焉か?

あの野村沙知代オバサンが新進党から衆院選に出馬するらしい、というとんでもない話が飛び出した。 ほんとかウソか、なにせネタ元がスポーツ紙で「政界に詳しい関係者によれば」という例によってのあやふやな話。新進党からはまだ正式に打診もしていないそう…

宮台真司の立ち往生に思う

宮台真司という社会学者がいる。東京都立大学の助教授で、いわゆるブルセラ現象など今のティーンエイジャーの生態を対象として「若者文化」を論じている。難しい専門用語を操ることばかりうまくなって社会的な発言のできなくなった昨今の社会学畑には珍しく…

「正論」的「保守」言説の限界

*1 「保守」と言われ、「右」と言われる。最近では僕などでさえ、こういう場で連載を持っているというだけでそのようにレッテルを貼られることが少なくない。まして、いわゆる「東京裁判史観」に疑問を呈し、その枠組みを相対化するようなことを言ったならば…

「コギャル」の嘘

「コギャル二人、ホストクラブ借金返済のため売春300回」というニュースがあった。場所は大阪のミナミ。いかにも「ああ、いまどきの十代の話ね」という印象を喚起するニュースではある。 下品な計算で申し訳ないが、2人で300回で600万円というと単…

鳩山新党だってばさ……

鳩山新党ってのができたそうである。愛想なしで申し訳ないが、へえ、そうなの、としか言いようがない。 理由は簡単。鳩山由紀夫のあの眼、あれがどうも信用できない。だってさあ、細川護煕と同じ眼してやがんだもの。なんだかなあ、二世議員って何かみんなあ…

「郵政大臣官房総務課課長補佐」中村伊知哉さん 後編 

「郵政大臣官房総務課課長補佐」中村伊知哉さんの後半戦であります。世間からうかがい知れない中央官庁の仕事について、話は佳境に入ります。 中村 私の机の上には、私の決裁を待ってる法律案やら稟議書やらの間にマッキントッシュとコンパックがポコンと置…