2008-01-01から1年間の記事一覧

ネットへの「自殺予告」について

「自殺予告」って言われて、またそれがネットへの書き込みってことが強調されてますけど、でもあれって、要するに「遺書」と同じなんだと思います。少し前までは「遺書」だったもので、今じゃもう「遺書」も書けなくなってるというか、書く意味を持たなくなっている…

グルジア大変

ペテ…あ、いや、ペキンオリンピック報道のから騒ぎにかき消されてほとんど表に出てないようですが、グルジアがえらいことになっているようです。ロシアとほぼ戦争状態とか。何もその道のプロでなくても、いまどきの情報環境を介して伝わってくる断片からだけ…

産経新聞 断

チューナー抜きモニタテレビを

お気づきでしょうか。NHKの画面右上に、ちっちゃく「アナログ」という文字が映るように。 むかし、同じように「カラー」というロゴが映っていた時期がありました。カラー放送が始まり、それに連れてカラーテレビの普及がめざされていた頃。もう四十年ばかり…

産経新聞 断

平成好色一代オンナ

なにごとも中途半端はよろしくない。やるならとことん、徹底的に。バカでもアホでも常人の域を超えていれば、その突き抜け加減を愛でてくれる酔狂も転がり出てくるのがわがニッポンの世間。 たとえば、一躍「平成の好色一代女」になりあがった、あの山本モナ…

産経新聞 断

草ばん馬の風景から

猛暑が続いています。加えて、突発的に異常な集中豪雨や雷などが全国のあちこちで。さらに、それに伴い河川の増水なども目立ったりで、ああ、こりゃあ確かに、これまでの夏とは様子が違ってきてるよなあ、という程度の感想を誰しも素朴に抱くようになってい…

馬事通信 競馬虚空像

 馬産地の荒廃

馬産地の風景が、ここにきて大きく変わりつつあります。 まず何より、馬のかわりに牛があたりまえにいるようになった。いや、これはもう一、二年ほど前からちらほらと見かけるようになっていたことなのですが、それにしても今年の春先あたりから一段とそれが…

馬事通信 競馬虚空像

鬼女板最強伝説、再び

● 洞爺湖で乱交パーティーでもあるのか? 動物が集まってるらしいが。 フランス サル 日本 チンパン アメリカ ゴリラ 先進国のクオリティ高すぎwww サミットなんぞこんなもの。あっさりひとことで片づけられ、それ以上一顧だにされぬが電網住民のリテラシー…

正論 名無しの品格

「論壇」の来歴

前略、姜尚中先生。この春、大阪に設立される国際コリア学園とやらの理事長就任を断念されたそうで。さすがは東京大学教授、われら凡人と全く異なる品性の高さを遍く天下に知らしめるご英断、と不肖大月、匹夫ながら感服いたしました。 しょせんは俗物の嫉妬…

スチャラカ公務員

橋下徹大阪府知事、孤軍奮闘中のようです。おいおい、気をつけないとそのうち暗殺されるぞ、とこちらが心配するくらいの暴れっぷりで、まさに「抵抗勢力」を絵に描いたような組合をテコにした公務員のだだこね振りは、政治的身振りとしてもとにかく最悪に拙…

馬主の世代交代は?

JRAの売り上げ低下に、歯止めがかからないようです。 ここにきての原油高ももちろん大打撃。JRAの売り上げ規模だとよく見えてこないかも知れませんが、地方競馬レベルだと、原油価格の高騰が始まったあたりから売り上げがガクン、と落ちたのがはっきり…

馬事通信 競馬虚空像

趣味のないこと、したくない

いろんな場所に顔を出し、いろんな人に会い、いろんな話に耳傾けることをなりわいとしていると、忘れられない言葉、何気ないひとこと、というのがあります。特にそう自覚していずとも、何かのはずみにきっと耳の底からよみがえって、はっ、とさせてくれる、…

馬事通信 競馬虚空像

萩本欽一の「戦後」、そして偽善

● 24時間テレビ、という偽善がある。日本テレビが勧進元となって毎年、夏場に臆面もなく繰り広げられる、いまや威風堂々、眼のそむけようすらないくらいの偽善である。 初手から偽善だった、とは言わない。善意が年月を経るうちに、そこに取り巻いた名もない…

正論

秋葉原「世直し」の夢

鋳掛け松、という物語がある。もとは歌舞伎の「船打込橋間白浪」という外題。後に講談、浪花節などにまで翻案されかなり広まった一篇である。 主人公は鋳掛け屋の松五郎。ある日、橋の上から、屋形船でどんちゃん騒ぎをする金持ち連の散財ぶりを眼下に眺め、…

正論 名無しの品格

それでもやっぱり「シナ」で

編集部からお達しが。「シナ」と表記することの理由を説明してください、だそうで。どうやら読者の一部から、なぜこの人はわざわざ「シナ」と表記するの? といった違和感が表明されたんでしょうが、ごくろうさまです。 まず、しちめんどくさい理屈と文脈抜…

「新馬戦」の響きを守れ

ああ、もう何を考えてるんだか、さっぱりわかりません。とにかく今のニッポン競馬の、主催者はもちろん、競馬に責任あると称する立場や部署で仕事をしている方々の頭の中を、端から全部カチ割ってその中身を確かめてみたい衝動に駆られているのは、さて、果…

馬事通信 競馬虚空像

「給仕」ということ

*1 「書生の本領」、というのは、16年ぶりの看板である。元の連載がいつ、どこの雑誌で店開きしていたものか、は言わない。ただ、そうだよなあ、時代ってこうやって変わるんだよなあ、ということだけを、今さらながらにふと、言い添えておく。 ● 「書生」と…

「シナ」幻想の精算を

シナに対してはなんとなく引け目が、というのが、いつしかわれらニッポン人の大方に組み込まれている気分らしい。とりわけ、「媚中派」などと呼ばれ、何かというと「友好」第一、ご無理ごもっともで平身低頭、パンダと国益を平気で引き換えにするようなエラ…

産経新聞 断

元気な共産党 ♬

共産党がこのところ、ミョーに元気のようで。また、それなりに理由もあるようで。 まず、『蟹工船』がにわかに売れ出しているらしいこと。言わずと知れた「プロレタリア文学」の古典。教科書その他で、ああ、名前くらいは、という方も多いかと。その古色蒼然…