政治

ざまあみやかがれ、アメ公

*1 ざまあみやがれ、アメ公! ……てなことをいきなり言うと、いまどききれいにアブナいシト扱い、周囲十数メートル以内に誰もいなくなること必定でありますな。 あ、いや、いかにあたしだとて場所もわきまえずそんなこと言やしませんし、そこらの保守オヤジみ…

ざまあみやがれ、アメ公【草稿改】

*1 ざまあみやがれ、ヤンキー! ……てなことをいきなり言うと、いまどききれいにアブナいシト扱い、周囲十数メートル以内に誰もいなくなること必定でありますな。 あ、いや、いかにあたしだとて場所もわきまえずそんなこと言やしませんし、そこらの保守オヤジ…

ざまあみやがれ、アメ公【草稿】

*1 *2 ざまあみやがれ、アメ公! ……てなことをいきなり言うと、いまどききれいにアブナいシト扱い、周囲十数メートル以内に誰もいなくなること必定でありますな。 あ、いや、いかにあたしだとて場所もわきまえずそんなこと言やしませんし、そこらの保守オヤ…

「保守」の再生って?

● 「保守」の再生が、改めて叫ばれています。 言うまでもない、わずか半年足らずでどうやら予想を超えてどうしようもないところにまで墜ちてしまった、昨年総選挙以降の今のこの「日本」の状況、「民主党ファシズム」とまで言挙げする向きまであるのも洒落に…

小沢一郎という教材

いやあ、事態の推移が早すぎます。編集部から原稿の依頼があったのが正月明け、「小沢一郎に退陣勧告」という趣旨の特集でひとつ、という話だったけれども、その後の展開は、秘書3人の逮捕も含めてすでにご案内の通り。というか、現在19日の時点でようや…

民主党以前/以降

● 民主党政権以前と以後、という分け方が、もしかしたら将来、いまの時代を語る時にされるようになるのかも知れない、そう感じています。 何がどう変わったのか、日々の視線からはよく見えないまま。なるほど、自民党が永田町を制御していたついこの間までと…

「母子加算」復活是非

――なぜ母子加算の復活に反対か 「かつて日本人は、どんなに生活が苦しくても?お上(公的機関)の世話?にだけは極力ならない、という感覚があった。身内や仲間、地域で頼れる人がいない身の上を認めるようなものだったから、恥ずかしい、という意識も宿った。…

自民党≒限界集落、説

「限界集落」というもの言いがあります。過疎がさらに進んで高齢化と合わせ技のどんづまり。近世以来のニッポンの「ムラ」の断末魔、です。 失礼ながら自民党、もしかしてこの「限界集落」状態なのでは? ああいう結果の衆院選、「戦後」で「昭和」な老体ばかり…

鳩山由紀夫=近衛文麿、説

「現在が一つの「転形期」であるという切迫した認識は、昭和10年代をつらぬく思想の核心部分でもあった。そして、その意識の一般化を媒介したものは、ここでもやはり普遍史の理念をつたえたマルクス主義にほかならなかった。」 ――橋川文三「昭和10年代の思想…

平成の施餓鬼会?

乞食じゃねえやい、と憎まれ口のひとつも叩きたくなるほどの太っ腹。「公」による盛大なバラまきが始まっています。定額給付金に始まり各種補助金、支援金、奨学金、果ては埋蔵金まで、名目は何であれ、おのれの腹の痛まぬ類の財布から気前よく投げてよこさ…

「民意」のありか・ 2009年衆院選

● ともあれ、いよいよ選挙である。衆議院の総選挙である。何も偉そうに野党に言われずとも、確かにひさかたぶりの「民意」を示す絶好の機会……のはずである。 前哨戦と言われた都議会選挙は、ご承知の通り、民主党のひとり躍進の結果に終わった。なるほど、自民…

総選挙のポイントは?

この一年ばかり、民主党以下マスコミぐるみであれだけ必死に煽ってきた割にはなかなか実現しなかった「解散、総選挙」ですが、ここにきてようやく現実のものに見えてきました。 その今回の衆院選の、意外に見落とされているポイントをふたつ。まず、平成生ま…

新たな首長たちへの期待値

橋下徹の大阪府に東国原“そのまんま東”の宮崎県、さらに河村たかしの名古屋市に森田健作の千葉県まで新たに名を連ねました。このところ何かと注目を集める、新しい自治体首長たち。元の肩書きが何であれ、いずれメディア露出の多かった人たちですから、やれ…

 中川 (酒) 陥落

あぶさん、という漫画がある。水島新司が作者の野球漫画で現在なお続く屈指のご長寿連載だから、ご存じの方も多いだろう。主人公の景浦安武、通称「あぶ」は大酒飲みのプロ野球選手で代打専門。もの静かな男で腕前も一流だが、酒に目がないのが玉に瑕。けれ…

誇り高き公務員はいずこ?

逃げも隠れもしません、公僕ですから――ああ、たとえ嘘でもそんなタンカのひとつも切って、胸張っていまのこの世間と対峙してみせる、そんな官僚がOB含めて、たとえひとりでも出てこないのでしょうか。あるいは、天下りで手にしてきた報酬一切、きれいさっぱ…

未だ「庶民」幻想強し

「正義」「公正」とは、この世に生きる人々の手によって共につくりだされる状態である、ってことを、きれいさっぱり忘れてらっしゃるようです。元の厚生労働大臣、津島さんのご発言「一生懸命やっている人たちに、歪んだ批判を向けるのは良くない」、であり…

新たな「都鄙」「内地雑居」問題

国籍法の「改正」が国会を通過しました。何か奥深い理由でもあったのか、拙速を絵に描いたようなザル審議で、メディアも通りいっぺんの報道しかしないまま。大方は何が起こっているのかわからないかも。 「過疎」ということが言われ始めたのは高度成長期半ば…

なぜクーデターではないのだ?

そこまでやるなら、普通クーデターでしょう。え? そこまで考えてなかった? っていうか、そんな同志が今の自衛隊の中にゃいなかった、って、そういうことですか? 田母神将軍。 現役の軍人(ですよね、どう考えても)が、腹くくって(ですよね、普通は)あそこ…

田母神騒動の本質

現役の航空自衛隊幕僚長が、個人名で政府見解に反する歴史認識を示した「論文」を発表したことで物議を醸しています。メディアでこのところ騒がれている、田母神幕僚長の一件。当人は即刻解任、更迭され、なおかつ国会で参考人招致まで受けて、でもその場で…

「マルチ商法」と民主主義

● 民主党の国会議員がマルチ商法の片棒を担いでいたというので、騒ぎになっています。 この手の騒動は必ず対抗する政治勢力の側にも作用が及ぶのが定石なわけで、案の定、野田聖子消費者庁長官のもとにまず飛び火。こちらも似たようなもので、日本アムウェイ…

実効支配(笑) 

つまり、「実効支配」って言い張ればいいってことですね。早い話が居座り、居直り、ゴリ押しの横紙破り、としか見えないんですが。でもまあ、既成事実頼みの面の皮千枚貼りには勝てないわけで。 竹島の話です。ほんとに、どうしてこういう類の面倒ばかりあの…

後退戦の難しさ

後退戦、がいちばん難しいそうです。これは軍隊に限らず会社の営業などでも同じこと。行け行けドンドン、の時はいい。戦線が停滞して膠着して、で方針転換して後退、退却転進する時がほんとの勝負どき。ふくれあがって補給線も何も伸びきったところから、ど…

「改革」へ期待した記憶が

わずか数年前のことですが、もうみんな忘れているようです。だったら、思い出しましょう。振り返ってみましょう。前回、あの「郵政解散」後の総選挙、どうして小泉首相率いる自民党に当時、あれだけ圧倒的な支持が集まったのか。 「だまされた」と言う向きも…

「失言」再生産の構造(改稿)

*1 政治と宗教に関してはとりあえず黙っておくが吉――是非はともかく、これはニッポン世間の世渡りの常識、でしょう。政治も宗教も共に個人の思想信条、内面の自由に関わる部分なわけで、うっかり表に出しちゃうとどんな反発が返ってくるかわからないから気を…

「進駐軍」待望論

選択肢がありません。どう考え直してみてもダメ。選べない。このまま総選挙になったら、ほんとにわれら有権者軒並みフリーズ立ち往生。カレー味の何とやら、の究極の選択リアル版なわけで、もうやだこの国、この政治、という「気分」だけは、とりあえず現在の…

グルジア大変

ペテ…あ、いや、ペキンオリンピック報道のから騒ぎにかき消されてほとんど表に出てないようですが、グルジアがえらいことになっているようです。ロシアとほぼ戦争状態とか。何もその道のプロでなくても、いまどきの情報環境を介して伝わってくる断片からだけ…

スチャラカ公務員

橋下徹大阪府知事、孤軍奮闘中のようです。おいおい、気をつけないとそのうち暗殺されるぞ、とこちらが心配するくらいの暴れっぷりで、まさに「抵抗勢力」を絵に描いたような組合をテコにした公務員のだだこね振りは、政治的身振りとしてもとにかく最悪に拙…

元気な共産党 ♬

共産党がこのところ、ミョーに元気のようで。また、それなりに理由もあるようで。 まず、『蟹工船』がにわかに売れ出しているらしいこと。言わずと知れた「プロレタリア文学」の古典。教科書その他で、ああ、名前くらいは、という方も多いかと。その古色蒼然…

福ちゃん、オワタ(T.T)

福田内閣、これで詰み、じゃないですかね。総選挙までとてももたないかと。 ボーナス、を出すんですって。日朝国交正常化した暁には。北朝鮮にそういう風に伝えてくれ、と韓国筋に言っていたことが、あ~あ、われらが福ちゃん、バレちゃった。 一応、韓国政…

チベット「一揆」と呼ぼう

どうも、「暴動」と「騒乱」とで混乱しているようです。何もシャレてるわけじゃない、いまや世界的な広がりでの抗議行動にまで発展しちまってる、かのチベットでの流血のすったもんだの一件です。 「暴動」と言いたがっているのが北京政府側、それに対して「…