競馬
ばんえい競馬、土壇場で踏みとどまることができそうです。帯広市長が単独開催を検討と表明、資金面等もソフトバンクの支援が得られる見込み、などが明らかになり、この記事が出る頃にはその具体的内容も少しははっきりしているはずです。 このばんえい競馬、…
*1 山田まりや、小池栄子、MEGUMIら巨乳タレントをたくさん世に送り出し、「巨乳」というもの言いを世間に広めた張本人、イエローキャブの名物社長だった野田義治氏。現在はイエローキャブから離れ、新たにサンズというプロダクションを経営しているが…
ばんえい競馬、まだ「廃止」ではありません。 サイバッチ!お約束の枕詞で言えば、カメのようにトロいマスコミ、が役所サイドからのリリースを鵜呑みにして、何の考えもなく「廃止」報道をしているだけ、というのは、先週も報じた通り。帯広市と岩見沢市の二…
今日午後三時、岩見沢市がばんえい競馬から撤退を決断、これで北海道の文化遺産であるばんえい競馬は、「廃止」の道筋がつけられたことになります。 ばんえい競馬は、平地の普通の競馬と違って、一トンからあるデカい馬がこれまた一トン近くあるそりをひいて…
さあ、改めて、考えてみようじゃないですか。ニッポン競馬の「国際化」とは、果たして何だったのか?、について。 今年のジャパンカップの海外登録馬が激減とか。国内馬も出走回避が続出、このままだと史上最低の出走頭数で開催されることになるようです。こ…
来年三月でどうせ組合は解散になるんだから、オレはそれまで何もしないぞ。そうだ、有給休暇も残っているし、だいいち馬券の有効期間はふた月だから、年度内に払い戻し業務を終えるためには、三月末から逆算して一月末までの開催までしか責任はないはずだ。…
ディープインパクトから薬物検出! の報道は、予想以上に大きなものになりました。とりあえず今のニッポン競馬を代表するスターホース、フランス遠征で凱旋門賞への挑戦も大々的に宣伝され、深夜枠とは言え、NHKで中継までされる扱いで、昨今、売り上げも…
地方競馬改革の動きがどうも鈍いままです。鈍いどころか、文字通りの「反動」まで起こり始めている。どうしてこのような動きがまともに報道もされず、各主催者はおろか、肝心かなめの厩舎関係者にも周知される気配さえないのか、ほんとに謎です。 地全協を解…
ディープインパクトの凱旋門賞遠征、ふだんは競馬に興味のない層にまでそれなりに関心を喚起したようで、深夜帯にも関わらずNHKの中継番組もそこそこの数字だったとか。そりゃまあ、BSじゃない地上波に押し込んだんですから不思議はないわけで、ここは…
「もうこうなったら、遠くの親戚より近くの他人やからなあ」 朝晩さすがに少しは涼しくなった、とある開催日、検量室の片隅で、ひとりの調教師がこう言って苦笑いしました。応えて別のひとりが曰く。 「ほんまやほんまや。なんやかんや言うても、いざわが身…
場外発売所の設置が遅々として進みません。北は道営の琴似を始め、岩手の盛岡市内に水沢、笠松の多治見や名古屋の市内大須……パチンコ屋の開業は簡単にできても、場外馬券の発売所はどんなに小さなものでも、おもしろいくらいに「地元の反対」が立ち上がりま…
八月の一歳せりも終わりました。巷の景気は少しずつ上向いてきている、というのもあながち嘘ではないようで、実際このお盆の開催などは例年よりかなり売り上げを伸ばした競馬場もちらほらと。同じく、生産地のせりの雰囲気も、売れるべき馬がそれなりに売れ…
佐藤隆騎手が亡くなりました。船橋所属、南関東屈指の、いや、立派に全国区で通用するベテランの名手でした。 四月の末の浦和開催で競走中に落馬、開頭手術をしなければならないくらいのたいへんな重傷で、何とか一命はとりとめたと知らされてひとまず胸をな…
ニッポン競馬をめぐる環境が、いよいよ大きく変わってゆきそうです。変わらなければどの道未来はないわけですからそれはいいのですが、ただ、これまで何度も触れてきたように、誰が、どのような目算があってどう変えようとしているのか、何ともはっきりわか…
ニッポン競馬をめぐる「格差」の問題には、ご承知の通り、ふたつの側面があります。ひとつは、JRAと地方競馬の間にある国内「格差」の問題、もうひとつは、そういう国内「格差」をはらんだまま国際化にさらされているニッポンと海外との「格差」の問題、…
*1 ● ディープインパクトがドバイに売られる、という噂が出回っている。 他でもない、去年3歳クラシック三冠を無敗で制し、暮れの有馬記念は古馬ハーツクライの2着に敗れたものの、今年に入ってからも春の天皇賞、そして先日の宝塚記念、とGⅠ五冠を達成。…
ニッポン競馬の「国際化」、いよいよ最終段階にきているようです。21日づけの『東京スポーツ』に、こんな記事が載りました。 ドバイ(アラブ首長国連邦)のシェイク・モハメド殿下率いる世界有数の馬主「ゴドルフィン」が、近くJRA馬主に認可されることにな…
競馬場から馬がどんどん減っています。このままゆくと、夏場に番組を組めなくなる競馬場が出てくる可能性もあります。二走づかいは多くの競馬場ですでに導入されていて、その分消耗率も上がっている。去年の高知みたいに、三頭だての競馬までやってみせる度…
あんまり報じられていないのが不思議なのですが、実はここにきて、競馬がえらいことになり始めています。まず、馬がいない。いや、正確に言うと馬はいても、馬主がいない。とてもじゃないが馬なんか持っていられない、というのが現実です。 土日にやっている…
悩んで悩み抜いた甲斐があったね、おめでとう。 二年前の府中、ダービーの日の、あの緊張しきって真っ青だった顔を思い出してます。 それでも冬樹、あんたはあの日、勝つつもりだったよね。 ダービーの前の、同じ距離、同じ芝の特別戦、 あがってきて「同じ…
連休最後の7日、毎日新聞にとんでもない記事が掲載されました。しかも社説で。 「競馬の世界に小泉改革はなじまない」と題されたその記事、論説委員の石原進という御仁の署名原稿で、要はこのところ進められている競馬法改正についての批判記事。批判は大い…
*1 ①地方競馬の相次ぐ撤退について率直にどう感じるか。 いわれのない大虐殺をじっと見ているような気持ちですね。競馬に限らず公営ギャンブル自体が構造的にダメになってきていて、JRAでさえ売り上げ減少に悩むこのご時世ですから、地方競馬すべてが生き…
競馬場がなくなる、競馬がつぶれる、というのが、果たしてどういう具合に現実になってゆくのか、めぐりあわせでここ十年ばかり、つぶさに見聞してきました。つぶれる競馬場にはまずどういう兆候が現われ、それに対してどのように現場の対応が後手にまわり、…
新年度が始まりました。地方競馬をめぐるここ数年来の改革も、いよいよ正念場を迎えます。 五月の連休明けくらいをメドに、JRAの方から地方も含めたニッポン競馬再編の青写真が示されるはず、です。もちろん、JRA自身はもとより、農水省の基本方針は、…
ローゼンホーマ、里帰りしました。今から二十年前、八六年にデビュー以来40戦連続連対、無敗で園田の楠賞や大井の全日本アラブ大賞典を制し、福山初の一億円馬となったアラブの英雄です。 当年とって二三歳、北海道からの長距離輸送は心配ではあったのです…
中央と地方の垣根も高いけど、地方競馬同士の垣根の方がもっと問題だ――全国の地方競馬場を期間限定で騎乗してまわっている、「ピンクの勝負師」内田利雄騎手の言である。同じ地方競馬の騎手免許でありながら、おいそれと他場での騎乗や移籍はしにくいのが現…
以前にも少し触れましたが、昨年末あたりからこっち、各地方競馬場の売り上げ低迷は何となく底を打ったような気配が確かにあります。その程度に世間の景気もひと息つき始めているのかな、と感じます。あの高知でさえ、と言うのは失礼かも知れませんが、多少…
政財界巻き込んでのライブドアショック、は、余波もなかなかすさまじいようで、未だおさまる気配もありません。ご本尊のホリエモン=堀江貴文元社長はもとより、少し前までJRA所属で、今は高知競馬所属の競走馬ホリエモンの去就も、スポーツ紙などにおも…
年度もおしつまってきました。年末年始の開催このかた、わずかながらでも売り上げが戻ってきた気配も感じられる各地方競馬場ですが、議会対策その他の事情で四月以降来年度の開催日程がまだ不透明なままだったところも、予算編成の最終的な詰めをしなければ…
ライブドアの堀江社長以下、幹部複数名が逮捕されました。世間はそのニュース一色になっていますから、いまさら改めて言うことでもないでしょうが、競馬の世界でもライブドアは決して無関係ではなかったので気にされている向きもあるでしょう。 確認しておき…